イタリア旅行は6日間で行ける?北イタリア旅行6日間のモデルコースを紹介


長い休みが取れないから6日間でイタリアに行きたいけど……。
どんなコースで行けばいい?
こんな疑問はありませんか?
日本で働いていると、1週間の休みでも取るのは難しい人が 多いですよね。
イタリアに行く場合、行きと帰りに1日ずつ取られるので、現地に滞在できるのは「旅行日数よりも2日短く」なってしまいます。
例えば、旅行日数が7日間だとすると、現地に滞在できるのは5日間。
旅行日数が6日間だと、現地に滞在できるのは4日間だけ。
「どうしても6日間しか休みが取れないから、6日間でイタリアに行きたい!」
という人のために、6日間(現地滞在4日間)でイタリア旅行をする場合のモデルコースを紹介します。
短い日数の旅行になる場合「1都市滞在型」のコースがおすすめ。
都市間を移動するとどうしても時間を取られてしまうので、ひとつの都市に滞在して周辺の都市に日帰りで行くのがおすすめです。
この記事では、以下の都市に滞在する場合のモデルコースを紹介します。
それでは、さっそく見ていきましょう!
ミラノ滞在│6日間モデルコース


ミラノに4日間滞在して過ごすモデルコースです。
ミラノ旧市街の散策+ミラノから日帰りで行ける周辺の町を巡るのがおすすめ!
マルペンサ空港に着いたら、以下の交通手段でホテルへ移動しましょう。
マルペンサ・エクスプレス
マルペンサ空港ターミナル1からミラノ中央駅またはカドルナ駅まで、列車「マルペンサ・エクスプレス」が出ています。
所要時間 | 約51分 |
片道料金 | 大人(14歳以上):13ユーロ 4~13歳:6.5ユーロ 3歳以下:無料 |
往復料金 | 大人(14歳以上):20ユーロ 4~13歳:10ユーロ 3歳以下:無料 ※復路の有効期限は30日間。最高3回まで日程の変更可能 ※往復チケットはオンライン販売のみ |
運行時間 | 5時43分~22時43分 |
時刻表 | マルペンサ・エクスプレス時刻表(PDF) |
URL | https://www.malpensaexpress.it/en/(英語) |
リムジンバス
マルペンサ空港⇔ミラノ中央駅間のリムジンバスは、複数のバス会社が運営しています。
- マルペンサシャトル(MALPENSA SHUTTLE)
- 所要時間:約1時間
- 料金:片道:10ユーロ / 往復:16ユーロ
- 運行時間:5時30分~0時30分
- 時刻表:マルペンサシャトル時刻表(PDF)
- URL:MALPENSA SHUTTLE(英語)
- エアポートバス エクスプレス(Airport Bus EXPRESS)
- 所要時間:約1時間
- 料金:片道:10ユーロ / 往復:20ユーロ
- 運行時間:6時~1時
- 時刻表:エアポートバス時刻表(PDF)
- URL:Airport Bus EXPRESS(英語)
タクシー・専用車
「割高でも快適に移動したい」という場合は、タクシーや専用車でも移動できます。
マルペンサ空港のサイトに記載されている、マルペンサ空港からミラノ市内へのタクシー料金はこちら。
「タクシーと専用車ってなにが違うの?」という方は、こちらの記事をどうぞ。
2~4日目は、ミラノ旧市街や周辺の町の観光を楽しみましょう。
ミラノ旧市街の見どころ
ミラノ旧市街にはドゥオモ(大聖堂)、ガレリア、スカラ座や美術館など見どころがいっぱい!
最近はかなり予約が取れにくくなっていますが、予約が取れれば「最後の晩餐」もぜひ。
見どころが集まるドゥオモ周辺の他に、運河沿いを散策できるナヴィリオ地区もおすすめ。
夕方のアペリティーボ(アペリティフ)や夕食を楽しめる、雰囲気のいいBARやレストランが運河沿いに並びます。


コモ湖へ日帰り観光
北イタリアのリゾート地、コモ湖へはミラノからローカル列車で約40分。
ミラノから日帰りで簡単に行くことができます。
湖沿いにある小さな町に止まりながら運行する船があるので、いろいろな町に立ち寄りながら船からの景色を楽しむことができます。
お天気が良かれば最高にきれいですよ!


アウトレット「FOX TOWN」でショッピング
スイスにある大型アウトレットモール「FOX TOWN」は、高級ブランドからカジュアルブランドまで約160のブランドが入る屋内型アウトレットモールです。
屋内なので雨でも快適に買い物ができるので人気があります。
ミラノ市内からはシャトルバスで片道約1時間15分。
ミラノ滞在時に日帰りで買い物を楽しむことができますよ!
トリノへ日帰り観光
北イタリア一エレガントな町と言われるトリノへは、高速列車で約1時間。
日帰りで観光が可能です。
トリノのあるピエモンテ州は高級ワインやトリュフなどおいしい物がたくさんある地域。
特に秋は白トリュフ料理が楽しめるのでおすすめ!


ボローニャへ日帰り観光
美食の町として有名なボローニャへも、高速列車で約1時間。
日帰りで観光が可能です。
ボローニャは旧市街だけでなく、郊外にも見どころがいっぱい!
交通機関では行きにくい郊外の見どころへは、専用車での移動がおすすめです。


飛行機の時間に合わせて空港へ。ミラノを出発します。(機内泊)
日本に到着。お疲れさまでした!
ボローニャ滞在│6日間モデルコース


ボローニャに4日間滞在して過ごすモデルコースです。
ボローニャ旧市街の散策+ボローニャから日帰りで行ける周辺の町を巡るのがおすすめ!



ボローニャはミラノ・ベネチア・フィレンツェのちょうど真ん中あたりにあるので、周辺の町へ行くのにとっても便利な場所にあります♪
ボローニャ空港に着いたら、以下の交通手段でホテルへ移動しましょう。
モノレール
ボローニャ空港からボローニャ中央駅まで、モノレール「marconi express(マルコーニ・エクスプレス)」が運行中。約7分で移動できます。
タクシー・専用車
「割高でも快適に移動したい」という場合は、タクシーや専用車でも移動できます。
「タクシーと専用車ってなにが違うの?」という方は、こちらの記事をどうぞ。
ボローニャのオススメホテルは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
2~4日目は、ボローニャ旧市街や周辺の町の観光を楽しみましょう。
ボローニャ旧市街の見どころ
美食の町として有名なボローニャ。
旧市街には、ドゥオモ(大聖堂)、旧ボローニャ大学の解剖室、斜塔などの見どころがあります。
ボローニャの名物「ポルティコ(回廊)」もお見逃しなく!
おいしい物も多いので、食べ歩きも楽しみの一つです。
ボローニャは旧市街だけでなく、郊外にも見どころがいっぱい!
交通機関では行きにくい郊外の見どころへは、専用車での移動がおすすめです。
モデナへ日帰り観光
大聖堂、鐘楼、広場が世界遺産に指定されているモデナ。
ボローニャからはローカル列車で30分ほどで行くことができます。
モデナ郊外にも見どころがたくさんあります。
交通の便が悪い所へは、専用車での移動がおすすめ。


フェラーラへ日帰り観光
旧市街全体が世界遺産に指定されているフェッラーラ。
ボローニャの北にあり、ローカル列車で30分ほどで行くことができます。
フェッラーラは自転車の町としても有名。
旧市街ではたくさんの人が自転車に乗っていますよ!
ラヴェンナへ日帰り観光
古いモザイク画が多く残る町として有名なラヴェンナ。
旧市街の教会などに残っているたくさんのモザイク画を鑑賞することができます。
街並みもかわいらしいので、ブラブラと散策するのもおすすめ!
ボローニャからはローカル列車で1時間30分ほどで行くことができます。
ラヴェンナ近郊にある、もう一つのモザイク画の見どころ「サンタ・ポリナーレ・イン・クラッセ聖堂」もお見逃しなく!
旧市街から少し離れていて、タクシーまたはバスで行くことができます。
サンマリノ共和国へ日帰り観光
ボローニャからサンマリノ共和国へは、
①ボローニャからリミニまでローカル列車(所要時間約1時間30分~2時間)
②リミニからサンマリノまでバス(所要時間約1時間)
で行くことができます。
交通機関だと時間がかかるため、日帰りではなく1泊するのもおすすめ。
夕方から夜にかけての景色も素敵ですよ!
ミラノへ日帰り観光
ボローニャからミラノへは高速列車で約1時間。
日帰りで観光に行くことができます。
ミラノ旧市街にはドゥオモ(大聖堂)、ガレリア、スカラ座や美術館など見どころがいっぱい!
最近はかなり予約が取れにくくなっていますが、予約が取れれば「最後の晩餐」もぜひ。
フィレンツェへ日帰り観光
ボローニャからフィレンツェへは高速列車で約40分。
日帰りで観光に行くことができます。
フィレンツェは見どころが多いので、もう少しゆっくりしたい場合は1泊するのもおすすめ。
ボローニャのホテルにスーツケースを預かってもらい、小さなスーツケースやリュックで移動すればラクチンです♪
飛行機の時間に合わせて空港へ。ボローニャを出発します。(機内泊)
日本に到着。お疲れさまでした!
フィレンツェ滞在│6日間モデルコース
1日目:
フィレンツェ空港に到着
到着後、ホテルへ移動
(フィレンツェ泊)
2日目~4日目:
終日フィレンツェ&周辺観光
(フィレンツェ泊)
フィレンツェ滞在中にできること、日帰りで行ける町はこちら。
フィレンツェ旧市街散策
イタリア有数の観光都市、フィレンツェ。
特に女性に人気の町で「またフィレンツェに行きたい!」という人も多いです。
見どころも豊富なので、フィレンツェに6日間で行く場合は3日間フィレンツェ旧市街を散策しても◎。
アウトレットモール「The Mall」でショッピング
フィレンツェ郊外にあるアウトレットモール「The Mall」。
高級ブランドのアウトレット店が集まるので、観光客に人気のアウトレットモールです。
フィレンツェ駅近くのバスターミナルから直通バスで約1時間。
「お得にブランドアイテムを購入したい!」という人におすすめです。
【The Mall 直通バス情報】
発着地:フィレンツェ駅近くのバスターミナル⇔The Mall
便数:30分毎に出発
料金:片道7ユーロ/往復13ユーロ
※切符はバスターミナルのチケット売り場で購入できます
時刻表など詳細についてはこちら。
》The Mall 直通バス(公式サイト/日本語)
フィレンツェ駅近くのバスターミナルはこちら。
シエナへ日帰り観光
フィレンツェからバスまたはローカル列車で1時間ほどで行くことができるシエナ。
「イタリアで最も美しい広場」と称賛されている扇形のカンポ広場は必見!
中世の広場ではヨーロッパ最大級の大きさだとか。
古い街並みが素敵な古都です。
フィレンツェからシエナへの行き方について、分かりやすく紹介してくれているサイトを見つけたのでリンクを貼っておきます。
バスまたは鉄道で行くことができます。
》<最新版>フィレンツェからシエナへの行き方 バスと鉄道どちらで行くべき?
ピサへ日帰り観光
斜塔で有名なピサ。
(イタリア語ではピザと発音しますが、日本語読みで書きますね)
フィレンツェからはローカル列車で1時間ほどで行くことができます。
ピサ中央駅から斜塔のあるドゥオモ広場までは、バスで約10分、徒歩なら20分強で到着します。
バスに乗る場合は、駅前の噴水広場にあるLAM ROSSA線のバスに乗って約10分。
下りるバス停は「Torre1」。ドゥオモ広場のすぐ近くです。
ピサの斜塔があるドゥオモ広場にのお土産物を売っている屋台では、お釣り詐欺に注意!
(私も昔、一度やられそうになりました・・・> <)
お釣り詐欺についてはこちらで詳しく紹介しています。
》【イタリアで実際にあったトラブル】イタリアでは釣銭詐欺に注意!もらったお釣りはその場でよく確認しよう
ボローニャへ日帰り観光
美食の町として有名なボローニャへも、高速列車で約1時間。
日帰りで観光が可能です。
ボローニャは旧市街だけでなく、郊外にも見どころがいっぱい!
交通機関では行きにくい郊外の見どころへは、専用車での移動がおすすめです。
パルミジャーノやバルサミコ酢などの工場へご案内する場合は、日本人通訳が同行し工場内では日本語にてご案内します。
その他、フェラーリやランボルギーニの博物館、ワイナリーなど見どころが盛りだくさん!
ボローニャ情報ならこちらにまとめています。
》ボローニャ情報の記事まとめ
5日目
飛行機の時間に合わせて空港へ
フィレンツェを出発
(機内泊)
6日目
日本到着
6日間モデルコースまとめ
いかがでしたか?
6日間しか旅行日数が取れない場合は、「一都市滞在型」にすれば大きなスーツケースを持っての移動時間がなくなるため時間を有効に使えます。
「少ない日数で、できるだけ多くの町を回りたい!」という場合は、専用車での移動がおすすめ。
列車よりも料金は高くなりますが、専用車を利用する場合の利点は以下の通り。
6日間でも一都市滞在型にすれば大丈夫!
滞在する町を決めて、一か所に滞在しながら観光を楽しんでくださいね。