【イタリアの高速列車・フレッチャロッサ】チケットを買う時の参考に!座席クラス・料金体系について詳しく解説
前回、トレニタリア(Trenitalia/イタリア国鉄)のチケット購入方法を詳しく解説したのですが、長くなりすぎるので入れられなかった情報がありました。
それは、「座席クラス」と「料金体系」の詳細。
トレニタリアのサイトからチケットを買うとき、このような料金表が出てきます。
クラスや料金体系がいろいろありすぎて
座席のクラスはどう違うの?どれを買ったらいいの~~?
と迷ってしまう人がいるかもしれません。
この記事では、トレニタリア(Trenitalia/イタリア国鉄)の座席クラス、料金体系について詳しく解説します。
列車のチケットを買うときには、ぜひ参考にしてくださいね。
フレッチャロッサ・フレッチャロッサ1000の座席クラスとサービス
2023年4月現在、フレッチャロッサには「FrecciaRossa」と「FrecciaRossa1000」があります。
従来の高速列車が「FrecciaRossa」、最新の高速列車が「FrecciaRossa1000」です。
どちらも同じような料金ですが「FrecciaRossa1000」の方がサービスが充実しています。
どちらか迷ったら「FrecciaRossa1000」がおすすめ!
FrecciaRossa1000の見つけ方
列車の時刻表の中からFrecciaRossaを見つけるには、列車の出発時刻の上の見てください。
「FrecciaRossa + 列車番号」または「FrecciaRossa1000 + 列車番号」と書いてあります。
トレニタリアの最新高速列車に乗りたい場合は「FrecciaRossa1000」を選んでくださいね。
ここでは「FrecciaRossa」「FrecciaRossa1000」の座席クラスとサービスについて紹介します。
フレッチャロッサ1000の座席クラスとサービス
フレッチャロッサ1000の各クラスの特徴とサービスをまとめてみました。(横にスクロールできます)
Standard (スタンダード) | Premium (プレミアム) | Business (ビジネス) | Executive (エグゼクティブ) | |
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カラー | ||||
座席 | 配列:4列 | 配列:4列 リクライニング可能(最大109°) | 配列:3列 幅:69㎝ 座席の間隔:1m以上 リクライニング可能(最大109°) | 1車両に10席のみ 配列:2列 幅:74㎝ 座席の間隔:1.5m リクライニング可能 180度回転可能 |
席での飲み物サービス | ||||
席での食事サービス | ||||
車いすの利用 | ||||
無料Wifi | ||||
フレッチャクラブラウンジの利用 | ||||
その他 | 座席の70%が対面式 | プライバシー確保のためのクリスタルディバイダー サイエンスエリアの車両あり 車いす専用の広いトイレあり 車内にビストロエリアあり | スタッフがホームでお出迎え |
トレニタリアサイトのこちらのページに、FrecciaRossa1000のクラスごとの写真が掲載されています。
「どんな感じが見てみたい!」という人はこちらをどうぞ。
フレッチャロッサの座席クラスとサービス
フレッチャロッサの各クラスの特徴とサービスをまとめてみました。(横にスクロールできます)
Standard (スタンダード) | Premium (プレミアム) | Business (ビジネス) | Business Area Silenzio (サイレンスエリアビジネス) | Business Salottino (ビジネスサロン) | Executive (エグゼクティブ) | |
---|---|---|---|---|---|---|
カラー | ||||||
座席 | 布張りまたはフェイクレザーの座席リクライニング可能 | 本革の座席リクライニング可能(最大109°) | 本革の座席幅:69㎝ 座席の間隔:1m以上 リクライニング可能(最大109°) | 本革の座席 電動リクライニング 調整可能なヘッドレスト | 4人掛け個室 大型リクライニングシート | 1車両に8席のみ 座席の間隔:1.5m リクライニング可能 |
席での飲み物サービス | ||||||
席での食事サービス | ||||||
無料Wifi | ||||||
フレッチャクラブラウンジの利用 | ||||||
その他 | 個別コンセントあり | 個別コンセントあり | 個別コンセントあり 携帯電話の使用禁止 | 個別コンセントあり | 個別コンセントあり スタッフがホームでお出迎え |
フレッチャロッサの予約を日本語でしたいなら……
フレッチャロッサの予約をトレニタリア(Trenitalia|イタリア国鉄)のサイトからしようとすると、英語ページになります。
英語でも問題ない人なら公式サイトから予約するのが一番お得ですが、
英語で決済するのは不安……
という人におすすめなのが、日本語でフレッチャロッサの予約ができるサイト「Omio(オミオ)」。
列車検索から決済まで日本語でできるので「英語はよくわからない」という人でも安心ですよ。
Omio(オミオ)については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
トレニタリアの公式サイトから予約する場合と、Omio(オミオ)から予約する場合の料金の差はほとんどありません。
(片道につき1人1ユーロの手数料が加算されます)
2つのサイトの料金の差については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
「決済は日本語の方が安心」という人は、ぜひ一度Omio(オミオ)のサイトをのぞいてみてください。
少しの手数料でフレッチャロッサの予約ができますよ!
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トレニタリアの座席クラス・料金体系 まとめ
フレッチャロッサは「Italo(イタロ)」よりも本数が多いため、希望の時間帯にあった列車が選べることが多いです。
以前はサービスが悪いことで有名でしたが、最近はサービスもそこまで悪くありません。
(日本のサービスに比べるとまだまだですが……)
フレッチャロッサに乗るなら、サービスが充実している「Frecciarossa1000」がおすすめ!
希望の時間帯にFrecciarossa1000があるなら、ぜひそちらを選んでみてください。
イタリアの高速列車については、ほかの記事でも詳しく紹介しています。
お時間のある方は、こちらもどうぞ。