【イタリア旅行】クリスマス~年末年始観光の注意点5つ&イタリア人の過ごし方を在住者が解説
クリスマス~年末年始の時期にイタリアへ行きたいけど……。
観光時に注意する点は?
こんな疑問はありませんか?
この記事ではクリスマス~年末年始観光の注意点5つと、一般的なイタリア人の過ごし方を紹介します。
クリスマス~年末年始にイタリア旅行を予定している人は、ぜひ参考にしてください。
イタリアは地域によって習慣が違うため、南イタリアに行くとまた違う過ごし方や注意点があるかも……。
南イタリアへ行く場合は、南イタリアの情報サイトなどを参考にしてください。
クリスマス~年末年始観光の注意点5つ
クリスマス~年末年始にイタリア観光をするときの注意点5つはこちら。
1.冬休みを取るお店が多い
クリスマス~年末年始の時期に冬休みを取るお店やレストランが多いので、行きたかったお店が閉まっている可能性があります。
夏や冬に長期のお休みを取る場合、お店のサイトに記載されていることが多いです。
行きたいお店やレストランがある場合は、事前にサイトなどをチェックしておくと◎!
絶対に行きたい!という場合は、クリスマス~年末年始の時期以外に旅行するのがおすすめ。
ゴールデンウィークの時期の方が、長期のお休みを取る可能性は低いです。
2.12月25・26日は閉まってしまうお店がほとんど
日本ではクリスマスと聞くと「12月24日」を連想しますが、本当は「12月25日」がクリスマス。
イタリアでは12月25日に盛大にお祝いをします。
また12月26日は「聖ステファノの日」で祝日になるので、24日の午後~26日まで閉まってしまうお店が多いです。
3.年越しは大騒ぎ:カウントダウンパーティーなどへ行く場合はスリに注意!
イタリアのクリスマスと年越しは、
- クリスマス⇒日本のお正月
- 年越し⇒日本のクリスマス
のような雰囲気と考えてもらうとわかりやすいです。
クリスマスの時期は、日本のお正月のような厳かな雰囲気に。
12月に入ると、クリスマスに向けて徐々に静かな雰囲気になっていきます。
反対に年越しの時期は、日本のクリスマスのような雰囲気。
大晦日は、カウントダウンパーティを楽しむ人たちで町はにぎわいます。
大都市のカウントダウンパーティに行く人は、スリに注意!
貴重品を首から下げるポーチなどに入れて服の中に入れるなど、防犯対策をしっかりしてくださいね。
冬で厚着になるので、夏よりも防犯対策は簡単ですね♪
防犯対策に便利なグッズはこちら。
バッグなら、体に密着するボディバッグが便利です。
4.12月24日・31日は午前中のみ開くお店が多い
クリスマス~年末年始の期間中の祝日は、12月25日・26日と1月1日。
祝日の前日は、午後がお休みになるお店が多いです。
12月24日と31日は午前中のみ開くお店が多いので注意!
午後からは閉まってしまうため、買い物などの用事がある場合は午前中に済ませておきましょう。
5.12月24~26日・12月31日・1月1日はタクシーが少ない可能性大
お店が閉まる期間(12月24~26日・12月31日・1月1日)は、タクシーも少なくなる可能性が高いです。
お店が閉まる期間は、タクシードライバーも休みを取る人が多くなるんですね。
タクシードライバーも交代で勤務しているので、まったくタクシーがいないということはありません。
ただ、普段よりもタクシーの台数が減ってしまう可能性があります。
この期間は遠出はせず、徒歩で動ける範囲の散策を楽しむのがおすすめです。
クリスマス~年末年始のイタリア人の過ごし方
クリスマス~年末年始のイタリア人の過ごし方を見てみましょう。
クリスマスイブ(12月24日)
クリスマスイブは家族で夕食をとり、夜のミサに行く人も多いです。
お店は午前中で閉まってしまうところがほとんど。
スーパーなどでの買い物は午前中に済ませておきましょう。
我が家では、近く住む義姉の家に家族・親戚が集まり夕食を食べることが多いかな。
遠くに住む義両親は、23日くらいから義姉の家に滞在します。
クリスマス(12月25日)
家族・親戚で集まり、子供たちはプレゼントをもらいます。
前菜からデザートまでのフルコースで盛大にお祝いをします。
我が家では、義姉の家でみんなで過ごすことが多いかな。
ときどき、レストランでクリスマスランチを楽しむ年もあります。
サント・ステファノ(12月26日)
25日と26日は祝日です。
27日から30日までは、お店なども平常通り営業します。
25日は家族で過ごし、26日は友達と過ごす人も多いみたい。
結婚している人だと、25日は奥さんの家族と過ごし、26日は旦那さんの家族と過ごしたり……。
(日本のお正月みたいですよね!)
大晦日(12月31日)
大晦日は、お店は午前中のみ開いているところが多いです。
午後からはほとんどのお店が閉まってしまうため、買うものがあれば午前中に買っておきましょう。
夕方ごろからカウントダウンを祝うために人が増えてきます。
あちこちでカウントダウンパーティが開かれ、年明けの瞬間には花火や爆竹などが使われるのでかなりうるさいです。
旧市街の大通り沿いのホテルなどは、かなり騒がしくなりそう……。
我が家では、友人家族何組かで年越しを過ごすことが多いかな。
年越しは「食べて飲んでパーッと騒ぐ」人が多いです。
元旦(1月1日)
祝日は1月1日のみ。1月2日からは平常運行に戻るものがほとんどです。
仕事も1月2日からはじまるので、日本のお正月のようなのんびりした雰囲気はありません。
(日本人としては、ちょっと寂しい……)
クリスマス~年末年始はお店のお休みに注意
イタリアではクリスマス~年末年始はホリデーシーズンに当たるため、日によってはほとんどのお店やレストランが閉まってしまいます。
目当てのお店・レストランがある場合は、お店のサイトなどで事前に営業日を調べておきましょう。
お店のお休みに注意して、楽しいイタリア旅行を!