【イタリア旅行】現金はいくら持っていく?金額の目安&クレジットカードが使える場所・使えない場所を紹介

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もうすぐイタリアへ行くけど……現金はいくら持っていけばいいの?

こんな疑問はありませんか?

海外旅行に行くとき、現金をどれくらい持っていけばいいのか迷いますよね。
クレジットカードが使える場所が増えているイタリアですが、まだ現金でしか払えないところもあります。

この記事では、在住者がイタリア旅行に持っていく現金の目安を紹介!
クレジットカードが使える場所・使えない場所についても紹介するので、イタリア旅行の予定がある人はぜひ参考にしてください。

目次

【イタリア旅行】現金はいくら持っていく?

クレジットカードが使える場所がどんどん増えているイタリア。
2024年現在、現金でしか支払いができない場所はどんどん減っています。

それでも、BAR(カフェ)で水を買ったりエスプレッソを飲んだりする時など、少額の支払い時には現金が必要です。

BARで水を買う場合、1本1~2ユーロです。
エスプレッソは1杯1~1.4ユーロくらい。
都市や場所(大聖堂前のカフェなど)によっても値段が変わります。

イタリア旅行に必要な金額の目安はこちら。
(あくまでも個人の意見なので、ほかのサイトなども参考にして金額を決めてくださいね)

「できるだけクレジットカードで払いたい」という人は……1人1日当たり30~50ユーロあればOK!
「余裕をもって現金を用意しておきたい」という人は……1人1日当たり80~100ユーロあれば安心

こんな感じで、1日に使いそうな現金の金額をイメージしてみました↓

朝食をBARで食べる(カプチーノ+パン1個)3~5ユーロ
観光時にBARで水を1本買う(2回) 2~4ユーロ(2回分)
観光時にBARで休憩・座って飲み物を飲む(2回)6~10ユーロ(2回分)
観光時に公衆トイレに行く(2回)2~4ユーロ(2回分)
屋台でお土産を買う(マグネットやポストカードなど)5~10ユーロ
レンタルアパート(セルフチェックアウト)の滞在税を払う(3~7ユーロ

※通常、滞在税はチェックアウトのときにフロントで支払うのですが、セルフチェックアウトのレンタルアパートでは「チェックアウト時に部屋に置いておいて」と言われることも。
その場合は、現金で支払う必要があります。

【滞在税の金額例(2024年現在)】
ローマ 3~10ユーロ
ベネチア 1~5ユーロ
フィレンツェ 3.5~8ユーロ
ミラノ 2.5~5ユーロ
トリノ 2.3~5ユーロ
ボローニャ 3~5ユーロ


※上記の金額は1人につき1泊分のものです。
ホテルのランクやカテゴリー(レンタルアパート・B&B)などにより料金は変わります。

上記の金額を合計すると「1人当たり1日21~40ユーロ」になりました。
というわけで……1人1日当たり用意した方がいい現金の目安はこちら。

「できるだけクレジットカードで払いたい」という人は……1人1日当たり30~50ユーロあればOK!
「余裕をもって現金を用意しておきたい」という人は……1人1日当たり80~100ユーロあれば安心

朝食付きプランでホテルに宿泊する場合は、もう少し現金が少なくても大丈夫かもしれません。
その場合は、朝食代や滞在税を現金で払わなくていいですね。

あなたの旅行プランに合わせて、金額を決めてくださいね。

【両替時の注意点】
少額の買い物時に50ユーロや100ユーロ札を出すと嫌がられることが多いです。
両替するときには、10~20ユーロ札にしてもらうと現地で使いやすいですよ!

チップを払う場合は現金で払うことが多いです。
イタリアはチップは義務ではないので、チップを払う場面はそこまで多くないと思いますが、現金を少し多めに用意しておくと安心です。

イタリアのチップ事情については、こちらの記事で詳しく紹介しています↓

クレジットカードが使える場所・使えない場所

クレジットカードが使える場所の一例はこちら。

  • ホテル
  • 列車・バス(
  • タクシー
  • BAR(少額の場合は嫌がられることも。10ユーロくらいからならカードでもOK)
  • 博物館・美術館
  • スーパー・小さな個人商店以外のお店、など

※ローカル列車や古い型のバスの場合、クレジットカードが使えないことがあります。

クレジットカードが使えない場所の一例はこちら。

  • BAR(少額の場合)
  • 公衆トイレ
  • 駅の売店
  • お土産などを売っている屋台
  • チップ
  • 小さな個人経営のお店、など

イタリアのクレジットカード事情については、こちらの記事で詳しく紹介しています↓

現地で現金が足りなくなったら?

現地で現金が足りなくなった場合に、現金を手に入れる方法はこちらの3つ。

  1. 空港・駅・旧市街の両替所で両替する
  2. 現地のATMでキャッシングする
  3. WiseデビットカードでATMから現金を引き出す

※現地の銀行でも両替ができるところがありますが、旅行者にはかなりハードルが高い方法なので今回は省きました。

1.空港・駅・旧市街の両替所で両替する

空港や駅、旧市街にある両替所で両替するのが、一番簡単な方法です。
ただ、現地で両替するとかなりレートが悪くなってしまうのが難点。

また、観光地ではない都市の旧市街には両替所はありません。
主要都市なら、中央駅構内に両替所があることが多いです。

ローマやフィレンツェなどの観光都市なら、旧市街にたくさん両替所がありますよ。

地図アプリで探すなら「都市名 exchange」で検索すると出てきますよ!

ボローニャの両替所については、こちらの記事で詳しく紹介しています↓

2.現地のATMでキャッシングする

海外のキャッシング機能が付いたクレジットカードがあるなら、ATMでキャッシングすると現金を引き出せます。

ただ、キャッシングは返済のタイミングを間違えると手数料がとても高くなってしまうので注意!
キャッシングをするなら、現金を引き出した後または帰国後すぐに返済しましょう。

クレジットカードによって、海外でキャッシングをした場合の返済方法は様々です。
ネットから簡単に返済できるものや、電話で問い合わせをする必要があるものがあります。
海外からでも簡単な「ネット返済」ができるクレジットカードがおすすめです。

クレジットカードによっては、海外でのキャッシング機能が付いていないものがあります。
イタリア旅行にクレジットカードを持ってくるなら、キャッシング機能が付いているものを選ぶと、万が一の際でも安心ですよ。

「キャッシング機能が付いているか分からない……」という人は、一度クレジットカード会社に問い合わせてみましょう。

クレジットカードは「海外旅行保険」「海外キャッシング」「タッチレス決済」が付いているVISAまたはMasterCardが最強!

3.WiseデビットカードでATMから現金を引き出す

少ない手数料で海外送金ができる海外送金サービス「Wise(ワイズ)」のデビットカードでも、海外のATMから現金を引き出せます。

Wiseについては、こちらの記事で詳しく紹介しています↓

WiseデビットカードのATM利用手順はこちら。

  1. カードをATMに差し込む
  2. (選べる場合は)使用言語を選択する
  3. 4桁のデビット用暗証番号を入力する
  4. 取引内容から「Withdrawal」(引き出し)を選択する
  5. 口座を選択するときは「Savings」(預金口座)を選択する
  6. 引き出し金額を入力する
  7. カード・現金・明細書を受け取る

ATMからの出金は、毎月2回まで (月3万円未満)なら無料です。

月3万円以上を引き出す場合は、超過額の1.75%が手数料としてかかってしまうので注意!

デビットカードとしても使えるため、海外旅行に持っていくと重宝する1枚です。

Wiseデビットカードについては、公式サイトをご確認ください↓

現金を持っていく場合はスリに注意

たくさんの現金を持っていく場合は、スリに注意してください。
とくに観光客が集まる場所には、スリも多くいるので注意!

簡単にできるスリ対策5つはこちら。

  1. 現金は2つ以上にわけて保管する
  2. 斜めがけバッグやリュックは前で持つ
  3. 使わない現金は貴重品ポーチに入れる
  4. バッグのファスナー部分にロックをかける
  5. 小銭(1・2ユーロコイン)はすぐ出せるよう小銭入れや前ポケットに入れる

少額の買い物をするとき用に、小銭(1・2ユーロコイン)を別にしておくと便利。
バッグのファスナー部分にロックをかけておけば、買い物の度にお財布を出す必要がないので安心です。

お財布を出したときにお札がたくさん見えてしまうと、スリに狙われる可能性が上がってしまいます。
スリはめちゃくちゃ観察していますよ……!(涙)

またハイブランドのバッグや時計、お財布などを持っていると、お金を持っていると思われて狙われてしまう可能性大!
服装や持ち物は、シンプル&カジュアルなものにしてくださいね。

その他イタリア旅行のトラブルや注意点については、こちらの記事で詳しく紹介しています↓

現金とクレジットカードを上手に使ってイタリア旅行を楽しもう

今回紹介した、イタリア旅行に持っていく現金の目安はこちら。

「できるだけクレジットカードで払いたい」という人は……1人1日当たり30~50ユーロあればOK!
「余裕をもって現金を用意しておきたい」という人は……1人1日当たり80~100ユーロあれば安心

最近はどんどんカード払いができる場所やサービスが増えているので、現金はそこまでなくても困らなさそう……。

ただ、少額の買い物をするときや小さなお店を利用するときには現金が必要になるため、必要最低限の現金は持ってきてくださいね。

この記事を書いた人
  • 公認ハイヤードライバー
  • 日伊通訳

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