【ピサ旅行記2021年夏】コロナ禍に家族でピサ(Pisa)へ行ってきました!

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2021年8月ピサ一泊二日家族旅行記

明けましておめでとうございます!
なんともう2022年ですね。一年が過ぎるのが早く感じるのは私がどんどん年をとっているから…かも!?
子ども達の昔の写真を見ていると、「そりゃ、私も年を取るわな」と妙に納得してしまう今日この頃(笑)
今年もよろしくお願いいたします!

さて、2022年1本目の記事は「斜塔が世界的に有名なピサ」旅行記!

イタリア在住15年の私ですが、ピサは観光色が強すぎてイタリアに来た頃に一度行ったきり、その後はまったく行ったことがありませんでした。
そんなピサですが、今年の夏に「ピサの斜塔に登ってみたい~♪」という子供たちの希望により1泊2日で行ってみることに。

15年ぶりに行ってみて、結論から言うと今までのピサのイメージを覆す素敵な滞在になりました!
(15年前に行った時、屋台のお土産屋さんでお釣りをごまかされそうになったこともあり、ピサのイメージははっきり言って悪かったのです…汗)

ピサってフィレンツェからとか日帰りで行く人が多いと思うのですが、ぜひ1泊してほしい!
私も夜のピサは初めてだったのですが、予想外にめちゃくちゃ楽しめました♪

今回は、そんな1泊2日のピサ家族旅行をリポートしていきまーす!

目次

1日目

自宅からピサへ車でGO!

我が家からピサへは車で約2時間。朝ゆっくりで出発し、途中のカフェで軽くお昼を食べてピサへ向かいました。
コロナ禍なのでひっそりとしているピサを想像していたのですが、欧米人のバカンスシーズンの8月に入っていたからか、予想外に人が多くてびっくり!

7月にベネチアに行った時にはまだ人が少なかったので、8月に入り一気に欧米からの観光客が増えたのかも。今回もひっそりした観光地を見られると思っていたので、ちょっと残念でした(笑)

7月に行ったひっそりとしていたベネチア旅行記は、ライターとして記事を書かせてもらっているこちらのサイトでどうぞ♪↓

ピサへの行き方はこちらの記事から↓

午後にピサに到着!早速ミラコリ広場へ

午後にピサに到着!ホテルにチェックインして荷物を置いたら、早速ピサの斜塔がある「ミラコリ広場」へ。

おぉ~、奥にピサの斜塔が見える!これだけでテンションが上がります(笑)
手前にあるドゥオモ(大聖堂)と比べてみると、かなり傾いていますね。(あんなに傾いている塔に後で登るんだよ…大丈夫かな、ドキドキ)

ピサの斜塔の前に来たら、やっぱりいろんなポーズに写真を撮らなきゃ!道から撮ると柵が入ってしまうので、みんな石のポールの上に登って写真を撮っていました。(落ちてケガをしないように気をつけて!)
いろんなポーズで写真を撮っている人たちを見るのも楽しい♪

私も何か撮りたくなって撮ってみましたが、斜塔が遠すぎて指がピンボケ。かっこいい写真を撮るのはなかなか難しい…(涙)

ドゥオモ(大聖堂)の前には見学者の列が。ドゥオモの中に入るには、斜塔などの有料チケットがあればOK!(すべての有料チケットには、ドゥオモ内部の見学が含まれています)

ドゥオモ正面の青銅の扉も開いているので、「中に入る時間がない」「中を少しだけ見たい」という人はここから中を見たり写真を撮ったりすることができます。

旧市街を散策

ピサの斜塔の周りをくるっと回ったら、旧市街を散策することに。今回は斜塔以外にもたくさんある見所を見るのも目的のひとつ!のんびりお散歩しながら、旧市街の見所を見に行きました。

斜塔だけじゃないピサ旧市街の見所については、こちらの記事で紹介しています↓

斜塔があるミラコリ広場から南に延びる「サンタ・マリア通り」は、両側にカフェやレストラン、お土産物屋さんなどが並ぶメイン通り。この通り沿いに進み、ピサ旧市街の真ん中を流れるアルノ川まで行ってみます。

アルノ川。天気も良かったので、川沿いをのんびり歩くのは最高に気持ちよかった!
川沿いにはピサ大学の建物やテラコッタの外観を持つ「アゴスティーニ宮」、サンタ・マリア・デッラ・スピーナ教会などの見所もあるので、川沿いの建物を見ながらのんびり歩くのがおすすめ♪

ピサ大学

ピサ大学の一部は建物の改装中でした

アゴスティーニ宮

 川の向こうに見える「サンタ・マリア・デッラ・スピーナ教会」

川沿いを散歩した後は、カバリエリ広場へ。
この広場では、カロヴァーナ宮をぜひ見てみて!フィレンツェのウッフィツィ美術館の建物や、そこからピッティ宮殿へ続く「ヴァザーリの回廊」を設計した建築家「ジョルジョ・ヴァザーリ」が設計した美しい宮殿です。

現在は高等師範学校として使用されているため、中は見学できません…(涙)

カロヴァーナ宮

カバリエリ広場を出たら、斜塔へ登るためにミラコロ広場へ戻ります。広場の近くまで行くと、どこからでも斜塔が見えるので良い目印になりますよ!

建物の向こうに斜塔が見えるので迷わない!

ピサの斜塔に登ったよ!

ピサと言えば斜塔は外せない!ということで、私と長男で斜塔に登りました。

今回、斜塔の予約は事前にネットから。空きがあれば、当日現地で予約することもできますよ!

斜塔の中にはバッグなどの荷物は持って入れません(カメラやスマホ、水などのペットボトルのみ持ち込み可)。

予約時間の15分前には荷物預け所で荷物を預けるのを忘れずに!

斜塔の登り方&予約方法はこちらの記事で詳しく紹介しています↓

斜塔の中の階段はこんな感じ。大理石で滑りやすいので、足元には気をつけて!たくさんの人が登っているので、真ん中がすり減っていますね。

写真で見るとあまり傾きは分かりませんが、実際に登ってみると知らず知らずのうちに体が傾いていき、「オットット!」と壁に手をついてしまう事が何度もありました。車酔いしやすい人なら、ちょっと気分が悪くなってしまうかも…。斜塔の上からの景色はこんな感じ。

背丈くらいまでは金網があるので、金網の上から手を伸ばすときれいな写が撮れますよ!(カメラやスマホを落とさないよう気をつけて!)

実際に登った時の動画を長男のYouTubeチェンネルでも公開中!

今回次男は斜塔に登れなかったので(8歳以下の子どもは登れません…涙)、私と長男だけで登りました。
8歳以下の子どもは登れないので、小さな子供連れの方はご注意くださいね!

夕食は偶然入ったお店が大当たり!

斜塔に登った後はホテルでひと休みし、19時頃に夕食を食べにまたミラコリ広場へ。今回泊まったホテルが広場のすぐ近くだったので、好きな時にすぐに広場に行けて便利でした!(泊まりたかったホテルが満室で、代わりに急いでとったホテルだったのでそこまで良くなく…ここで紹介できずすみません)

ここでもまたまたハプニングが。夕食に行きたいと思っていたレストランがあったのですが、まだそこまで観光客が戻ってきてないから予約しなくても大丈夫だろう…と思い直接行ったところ、なんと満席!泣く泣く別のお店に行く羽目に…(涙)

でも、偶然入ったこのお店がとっても良くて大満足!ピサやトスカーナ州の料理が食べられるお店ではなかったのですが、子供向きのメニューもあり私達家族にはピッタリのお店でした。

ピサに来たらやっぱりトスカーナ州のワイン!

長男はカルボナーラ、次男はハンバーガーを注文。私たち夫婦は前菜とお肉料理を半分ずつしました(この時、行きたかったお店に行けず消沈していたので料理の写真がこれしかなく…ごめんなさい!)。

料理もとってもおいしく(盛り付けもお洒落でした♪)、若いスタッフも感じが良くて気持ちよく食事ができました。子どもから大人まで、家族みんなが楽しめるお店です。
お料理の写真を見たい!という人はFacebookページかGoogle検索で見てみてくださいね♪

前菜と飲み物、パスタと飲み物だけでもOKなので「軽く食事を済ませたい」という時にもぴったり!一人でも入りやすいお店です♪

Il Canguro(イル・カングーロ)
所在地:Via Santa Maria, 151, 56126 Pisa PI
URL:https://www.facebook.com/Il.canguropisa/
電話番号:+3905056194
営業時間:水~月曜日 11時~18時
定休日:火曜日

泊りだからできる!夜の斜塔撮影

夕食後もやっぱりミラコリ広場のお散歩!イタリアの夏は日が長く、暗くなるのは21時30分ごろなので、夕食後も夕暮れの風景が楽しめました♪

夕暮れ時の広場

夜の広場。夜になると歩いている人が少なくなります

夜も写真撮影を満喫!(笑)

夕食後はジェラートを食べたり(夕食を食べた「サンタ・マリア通り」沿いには、評判のいいジェラート屋さんも数軒あります)、またまた斜塔と写真を撮ったりと夜もピサ滞在を満喫。これはピサで泊まらないと味わえない!

夜の斜塔撮影を楽しんだ後はホテルに戻って就寝。おやすみなさい…

2日目

朝の斜塔も神秘的…

2日目も早朝から長男とミラコリ広場へ(次男は起きられず…笑)。朝日を浴びて神々しい雰囲気のドゥオモ(大聖堂)と斜塔。

朝早い時間帯は、いつもなら観光客でごった返している広場にも人がほとんどいないので、斜塔を独り占めできますよ!

夏でも早朝は涼しいので、羽織るものを忘れずに…。

朝からアート鑑賞

早朝の広場の雰囲気を楽しんだ後、そのままピサ中央駅方面へ向かった私達。この日はピサを出発する前に、どうしても見ておきたいものがありました。

それがこれ!

ピサ中央駅近くにある「サンタントニオ・アバーテ教会」の壁面に描かれた、キース・へリングの壁画「Tuttomondo(トゥットモンド)」。彼が亡くなる前年の1989年に描かれた、平和と調和をテーマにした超大作です。

壁画なので、365日24時間いつでも好きな時に見ることができます。壁画の前にはカフェがあり、窓側の席に座ればお茶をしながらゆっくり壁画を楽しむことも。

ピサに列車で来るなら中央駅のすぐ近くにあるので、ミラコリ広場への行き帰りの途中でぜひ立ち寄ってみてくださいね!

帰る前に海が見たい!「マリーナ・ディ・ピサ」へ

ホテルをチェックアウトして家路につく前に、せっかく海の近くにいるのでピサ郊外の海辺の町「マリーナ・ディ・ピサ」へ行ってみることに。ピサからマリーナ・ディ・ピサまでは、車で約20分ほど。あっという間に到着しました。

真っ白な小石のビーチ。この日は波が高かったので泳いでいる人は少なかったのですが、地域の人やバカンス客が持参のパラソルやビーチチェアでのんびり過ごしていました。

町の広場に飾られていたのは、イタリアで最も古いと言われている1883年製造(ドイツ製)の機関車。路面電車が使用されるようになった1921年までの間、ピサ県内の町を結び運行されていました。

海沿いの小さな町をのんびり散策し、昼食を食べてから帰路についた私達。昼食を食べたレストランも私たちが住む地域(内陸)では考えられないくらいシーフードが安くてびっくりでした。

昼食を食べたレストランはこちら。ピサが有名なお店のようで、私たちが食べている間にもひっきりなしに地元の人やバカンス客が持ち帰りのピサを買いに来ていましたよ!

Ristorante pizzeria La Rustica(ラ・ルスティカ)
所在地:Via Maiorca, 98, 56128 Marina di Pisa PI, イタリア

日帰りじゃもったいない!ピサではぜひ1泊してみて

昼間の斜塔だけでなく、夜や朝の斜塔も楽しめた今回のピサ家族旅行。ピサにはフィレンツェから日帰りで行く人も多いと思いますが、斜塔をサッと見て帰るだけなんてもったいない!

旧市街には斜塔以外にもいろいろな見所があり、ミラコリ広場も夕暮れ時や夜、朝など時間帯によって様々な風景が楽しめます。ピサに行くなら、ぜひ一泊でゆっくり滞在してみてくださいね!

この記事を書いた人
  • 公認ハイヤードライバー
  • 日伊通訳

2008年より夫婦でイタリア個人旅行をサポート!

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