【2022年】パスクワ(イースター)の過ごし方│我が家は今年こんな感じでした

2022年4月17日はパスクワ(Pasqua)でした。

パスクワとはイースターのこと。
日本ではあまり知られていないかもしれませんが、キリスト教徒にとってはとっても大事なお祭りなんです。

イースターというと分かりにくいかもしれませんが「復活祭」と聞けば、なんとなくイメージがつく人もいるのでは?

そう!十字架に磔になり亡くなったキリストが復活した日なんです。
キリストが復活した日なので、キリストが生まれたクリスマスよりも重要(または同じくらい重要)とされています。

パスクワは家族で集まって祝う人が多く、我が家ももちろん毎年パスクワは家族みんなで集まります。

でも、多くの日本人にとってパスクワ(イースター)って馴染みがないですよね。

パスクワって?イタリアではどうやって過ごしているの?

そんな声が聞こえてきそうなので、今回は2022年のパスクワの我が家の過ごし方を紹介します。

パスクワの過ごし方は家庭によってさまざまだと思うので、一例として見ていただければなぁと思います。

夫の姉や兄たち(夫は4人姉弟)家族がみんな集まるので、かなりの大人数でわちゃわちゃしている楽しいパスクワです(笑)。
写真とともにお楽しみくださーい!

この記事を書いた人
SATOKO
  • 日伊通訳
  • ライセンスドライバー
  • 2006年よりイタリア在住
  • おいしいものとお酒が大好きな大阪人

2008年より夫婦でイタリア個人旅行をサポート!

目次

パスクワの日ってどうやって決まるの?

パスクワの過ごし方を紹介する前に、パスクワの日程についてちょっと解説。

日付が決まっているクリスマスなどほかの祝日と違い、パスクワは毎年日程が変わります。

毎年「今年のパスクワはいつ?」って調べないといけないので面倒くさい…(涙)

パスクワの日程は「春分の日のあとの最初の満月の次の日曜日」と決められています。(く~、ややこしい…!)

2022年は春分の日(3/21)のあとの最初の満月は4月17日。
この日がちょうど日曜日だったので、4月17日がパスクワの日になりました。

最初の満月の日が月曜日なら、パスクワのその次の日曜日になります♪

2022年パスクワ!我が家はこんな感じで過ごしました

2022年のパスクワが終わったので、我が家がどんな感じで過ごしたのかを紹介します。

パスクワ前日

パスクワ前夜は特になにもしない家が多いかもしれませんが、我が家のお祝いモードはパスクワ前夜から始まりました。

いつも何かと持ってきてくれるお隣さんが、パスクワのお祝いにワインやチョコレートを持ってきてくれたり、夕食には近くに住む姪っ子の家にみんなが集まりピザパーティーが開催されたり…(笑)。

お隣さんが持ってきてくれたワインとチョコレート

↓大人数が集まるときの定番「1/2mピザ」!1枚のピザの上に2~3種類の具材をのせてくれるので、1枚ずつ買うよりお得なんです♪

1/2mピザ。何枚かを並べて、自分の好きなピザを取っていきます

さぁ、明日はパスクワ本番!

パスクワランチはいつもめちゃくちゃ長いので、気合を入れて臨みます(笑)。

パスクワ当日

パスクワ当日は、お昼前頃に近くに住む義姉の家へ。
毎年クリスマスやパスクワは、義姉の家に集まるのが定番です。

夫の両親はすでに亡くなっているので、最近みんなで集まるときにはそれぞれが1~2品を持ってくる「持ち寄り」にしています。

夫のマンマがいたときは、ほとんど彼女がすべてを準備していました。
マンマがいる家庭では、マンマが前菜からデザートまでつくっているところが多そう…。(イタリアのマンマは大変!私にはできません…汗)

↑前菜。左下のパイは中に卵が入っているのですが、これがパスクワの定番なんだとか(すみません、名前は忘れてしまいました…汗)

プリモ(パスタ料理)はラザニアでした。
もうひとつプリモが あったのですが、食べてしまうとデザートまで行けなさそうだったのでやめておくことに…(翌日においしくいただきました!)

セコンド(お肉料理) はローストとアニェッロ(子羊の肉)でした。
(アニェッロの写真が撮れずごめんなさい…!)

パスクワの日は子羊の肉を食べるのが定番です。

お肉と一緒に、ポテトやパプリカの付け合わせをいただきました。

↑一部ピンボケでごめんなさい!

デザートも持ち寄りで3~4種類あったので、全部は食べきれず…。
残りは翌日の祝日「パスクエッタ(Pasquetta)」に食べることにしました。

食事が終わったら、いよいよ子ども達のお楽しみ「イースターエッグの開封の儀」が始まります(笑)!

例年に比べて今年はイースターエッグの数が少なかったのですが、いつもはこの倍くらいの数のイースターエッグが集まります(汗)。

子ども達も大きくなってきて、もう中のおもちゃにはあまり興味を示さなくなってきました。
(小さかった頃は中のおもちゃに夢中でした!笑)

みんなですべてのイースターエッグを開封!ワイワイ楽しい食後のひとときです♪

食後に少し休憩したら、みんなで近くの国立公園へ散歩へ行くことに。
義姉の家のすぐそばには大きな国立公園があり、景色を楽しみながら散歩することができるんです。

みんなで何台かの車に乗り込み、国立公園近くの駐車場まで移動したら、そこからなだらかな道を歩きます。

↑国立公園内にある小さなバール(カフェ)。ここでお茶をしてひと休み♪天然酵母を使ったおいしいパンが買えるお店です。

このあとまた義姉の家に戻り、夕食の時間くらいまで過ごしてから家に帰りました。
家に帰ったのは20時過ぎ。

この日は夕食は食べず、22時過ぎには就寝しました。あ~、疲れた!

パスクエッタ

パスクワの翌日は「パスクエッタ」と呼ばれる祝日。

パスクワは家族で集まるのに対し、パスクエッタは友人たちと過ごす人も多いです。
春で気候もいいので、ピクニックをしたりバーベキューをしたりする人が多いみたい。

我が家はこの日も義姉家に集合しました。

前日、義姉から「今日めちゃくちゃ食べ物が余ったから、明日はみんなで食べるよ!明日も我が家に集合!」と通達があり(笑)、パスクエッタのランチもみんなで集まりました。

メニューはパスクワランチとほぼ同じでしたが、前日に食べられなかったプリモ(パスタ料理)があり、違う料理も楽しめました♪

料理があまり得意でない私にとって、自分で料理をせずに2日続けておいしい料理が楽しめるなんて天国のよう(笑)!

夫の家族はみんないい人なので、長時間一緒にいても苦になりません。
もし、苦手な人がたくさんいるようなら、2日続けてずっと一緒に過ごすのは辛いかも…。

とにもかくにも「やっぱりイタリア人家族は集まるんだなぁ…」と再認識したパスクワでした。
ほんと、イタリア人家族は仲がいい!

2022年は久しぶりにわいわい楽しいパスクワでした

2020年、2021年とコロナ禍であまり大人数では集まれなかったので、久しぶりに大人数でわいわい楽しいパスクワになりました。

特に私たちはクリスマスには参加できなかったので、家族の集まりに参加したのは本当に久しぶりでした。

2日間で食べ過ぎて太った気がするので、これから少し食事を控えめにしていきまーす(笑)

※去年のクリスマス直前に長男がコロナにかかってしまったので、クリスマスは自宅で籠っていた私達家族(涙)
クリスマス~年末年始にかけての生活については、こちらの記事で紹介しています↓

この記事を書いた人
SATOKO
  • 日伊通訳
  • ライセンスドライバー
  • 2006年よりイタリア在住
  • おいしいものとお酒が大好きな大阪人

2008年より夫婦でイタリア個人旅行をサポート!

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