モデナの世界遺産★鐘楼「ギルランディーナ」に登ろう!
北イタリアの町「モデナ」はとても小さな町なのですが、この小さな町にも世界遺産があります。
大聖堂と鐘楼、大聖堂が建つグランデ広場が世界遺産として登録されています(1997年登録)。
トッレ・チヴィタ(市民の塔)であるこの鐘楼は、先端にある花飾り(ギルランダ)に由来し「ギルランディーナ」の愛称で親しまれています。
この白大理石の塔が完成したのは1179年。
もともとは5階までのロマネスク様式の塔だったのですが、その後ゴシック様式の6階部分と先端部分が付け加えられ、86mの高さになりました。
少し前に、久しぶりにこの鐘楼に登る機会があったので、その時の様子を紹介します。
モデナ旧市街の少ない見どころ(汗)の一つなので、モデナに来たらぜひ登ってみてくださいね。
ボローニャの斜塔よりも楽に登れますよ!
大聖堂と市庁舎の間の道から、鐘楼に向かいましょう。
私が大好きな、大聖堂と鐘楼の間の小道。
白大理石のアーチがある、素敵な小道です♪
アーチをくぐって小道に入ると、右側にある鐘楼に入り口のドアがあります。
階段を登ると右側にチケット売り場があるので、ここでチケットを買いましょう。
カウンターに各言語の説明書があるので、自由にもらうことができます。
日本語もあったので(こんな日本人観光客が少ない小さな町で珍しい~♪)、日本語の説明書をもらいました。
チケットを購入すると、
①チケット
②VISITATORE(訪問者)のバッチ
③登る時の注意事項を書いた黄色い紙
がもらえます。(+日本語の説明書を取りました)
登る時には「VISITATORE(訪問者)のバッチ」をバッグや服などに付けて登りましょう。
このバッチは、帰る時にカウンターに返却してください。
黄色い紙は、返却してもしなくてもOKだそうです。
チケットを購入したら、登りはじめましょう!
階段を少し登るとフレスコ画の部屋があり、天井からは手桶がぶら下がっています。
下から塔の上部を見上げたところ。
この日は平日だったので人もまばらで、ゆっくり自分のペースで登ることができました。
モデナの鐘楼は、一番上まで登ることができません。
塔の上部にある「トレッサーニの間」が展望室になっていて、そこから外の景色を見ることができます。
展望室となっている【トレッサーニの間】に到着。
部屋の4方向から外の景色を見ることができます。
窓には網が張られていて、網越しにしか景色を見られないのが残念。
(上まで登った!という解放感は少ないです……> <)
一部、網に穴が開けられているので、そこからカメラやスマホを外に出して写真を撮ることができます。
(私もスマホを外に出して写真を撮ったのですが、落としそうでヒヤヒヤしました)
上からの景色を堪能したら、また階段を下りて入り口まで戻りましょう。
入り口のチケット売り場で、「VSITATORE(訪問者)のバッジ」は返却してくださいね。
チケット売り場の反対側に、モデナ旧市街の地図がありました。
欲しい人は自由に持って帰ることができるので、必要な方はぜひどうぞ♪
今回、私は登って下りてくるまで30分ほどかかりました。
上でもう少しゆっくりしたいなら、40分ほど見ておけば大丈夫だと思います。
土日は朝からずっと開いていますが、平日はお昼休みがあるので注意!
モデナ旧市街の地図は、その他市庁舎の建物1階にあるインフォメーションでももらえますよ!