モデナ旧市街の市場前にある老舗トラットリア「Trattoria Aldina(トラットリア・アルディーナ)」
この前モデナの鐘楼「ギルランディーナ」に登った同じ日、最近ご無沙汰だった老舗トラットリアに久しぶりに寄ってみました。
モデナの鐘楼「ギルランディーナ」については、こちらの記事で詳しく紹介しています↓
モデナの屋内市場「Mercato Albinelli(メルカート・アルビネッリ)」の真ん前にあるこのトラットリアは、モデナ市民に愛される昔ながらのトラットリア。
(以前は地元民が多い印象でしたが、今は観光客がかなり増えているようです)
建物の2階にあるので、少し分かりにくいかも。
2階の窓にかかっている「TRATTORIA」「ALDINA」の黄色い看板が目印。
1階にあるドアから中に入り、階段を登りましょう。
階段を登ってすぐ右手にトラットリアの入り口があります。
予約ができないので、お店がオープンする12時過ぎに行くのがおすすめ。
この日は12時30分を過ぎて到着したので、ちょうど満席になったとのことでしばらく待つはめに・・・(涙)。
満席の場合、スタッフがウェイティングリストに名前を書いてくれます。
人数と名前を伝えてくださいね!
ドアには料金表が貼ってあります。待っている間にメニューを決めておくのもいいかも。
13時過ぎ頃まで待って、やっと席が空いたので店内へ。
店内は満員だったので、店内の写真は撮れず・・・。
他からお借りした写真を載せておきますね↓
トラットリアらしく、席の間隔は狭いです。
カラフルなテーブルクロスがかわいい♪
このお店、メニューがない昔ながらのトラットリアです。
席に着くと、スタッフが口頭で本日のメニューを言ってくれるので、そこから好きなものを選ぶことになります。
「英語もイタリア語も分からないのに、メニューがないなんて無理!」
という人のために、ほとんど毎日ある郷土料理メニューをご紹介。
モデナに来る人は「モデナ料理が食べたい!」という人がほとんどだと思うので、この中から食べたい物を伝えればOK。
その日にない場合は「NO」と言われると思うので、その場合は他のメニューを選んでくださいね。
※ちなみに、私たちが行ったこの日は「カボチャのトルテッローニ」はありませんでした。
・Torterrini al brodo(トルテッリーニ・アル・ブロード)
肉やハムなどを混ぜた詰め物を包んだ小さな詰め物パスタ。
肉や野菜でだしを取ったスープと一緒に食べます。秋冬の定番メニュー。
・Tortelloni(トルテッローニ)
リコッタチーズとゆでたほうれん草を混ぜた詰め物パスタ。
バターとセージのソースで食べるのが一般的ですが、日によっては違うソースの場合があるかも。
・Lasagna(ラザーニャ)
ラザニア。
・Tagliatelle al ragù(タリアテッレ・アル・ラグー)
きし麺の様な平べったいパスタのミートソース。
・Tortelli di zucca(トルテッリ・ディ・ズッカ)
カボチャの詰め物パスタ。
このお店ではバルサミコ酢を上からかけてくれます。
この日、私たちはトルテッリーニとタリアテッレのBIS(好きな2種類が選べるメニュー)と、セコンドはバカラ(干しタラ)のフリットと付け合わせ野菜(ほうれん草)を注文。
もちろん、昼からワインも(笑)!
モデナに来たら、モデナの郷土料理によく合うワイン「ランブルスコ(Lambrusco)」をぜひ飲んでみてください。
ワインがついつい進みすぎてしまう、お料理の数々♪
ここにはしばらく来ていなかったのですが、とっても美味しかった!
また足しげく通ってしまいそうです……(危険)。