【2024年4月25日開始】ベネチア入島税って?手続き方法は?キャンセルできる?イタリア在住者が徹底解説

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ベネチア入島税って?誰が払うの?手続き方法は?

こんな疑問はありませんか?

2024年4月25日より、ベネチアへの日帰り観光客に向けて「入島税」制度が開始されました。

この記事では、ベネチアの入島税についてイタリア在住者が徹底解説!
入島税についてマルっと解説しているので、「今度のイタリア旅行でベネチアに行きたい!」という方はぜひ参考にしてください。

目次

ベネチア入島税について

いつ行っても観光客であふれているベネチア。
以前から噂はありましたが、ついにベネチア市は2024年4月25日からの「入島税」の導入を決定しました。

オーバーツーリズムへの対処となるため、毎日ではなく観光客が増える時期や週末のみ試験的に導入されます。

そのうち毎日導入されることになりそう……。

入島税について、2024年時点の詳細はこちら。

料金5ユーロ(15歳以上)
※0~14歳は無料
支払日4月25日、26日、27日、28日、29日、30日
5月1日、2日、3日、4日、5日、11日、12日、18日、19日、25日、26日
6月8日、9日、15日、16日、22日、23日、29日、30日
7月6日、7日、13日、14日
時間8時30分~16時
支払い方法公式サイト(英語ページ)よりクレジットカードまたはPayPalにて
キャンセル・返金前日までなら可能
支払うべき人日帰りでベネチア旧市街へ行く人
不要な人日帰りでリド島、ムラーノ島、ブラーノ島など(旧市街以外)へ行く人
ホテルに宿泊する人
※支払いは不要ですが、公式サイト(英語ページ)から登録は必要です
罰金50ユーロから300ユーロ(+10ユーロの入島税)

入島税は日帰りの観光客が払うものなので、ホテルに宿泊する場合は支払いは不要です。
ただ、支払いは不要でも登録は必要なので注意してください。

入島税については公式サイトをご確認ください。

ベネチア入島税の手続き9ステップ

ベネチア入島税支払いの手続き方法について紹介します。
まずは「Venezia Unicaの公式サイト(英語ページ)」を開きましょう。

STEP
「Pay the Access Fee」をタップ
STEP
日程を選んで「Continue」をタップ
STEP
人数を選んで「Continue」をタップ

0~14歳の子どもは無料です。子どもの人数を追加しても料金は変わりません↓

STEP
名前と名字を入力して「Continue」をタップ
STEP
メールと携帯番号を入力して「Continue」をタップ
STEP
チェックを入れて「Continue」をタップ

予約内容を確認したら「利用規約」と「プライバシーポリシー」の欄にチェックを入れましょう。

チェックを入れると別画面が開くので、下までスクロールして「Accept」をタップ。

2つともチェックを入れたら「Continue」をタップ。

STEP
支払い方法を選択

支払い方法はクレジットカードまたはPayPalから選べます。
今回はクレジットカードで支払います。

STEP
カード情報を入力して「Pay now」をタップ
STEP
予約完了!QRコードを保存しよう

予約完了画面から、QRコードを保存したりダウンロードしたりできます。
QRコードは現地で検査官に見せる必要があるので、スクリーンショットで保存しておくと便利!

「View」をタップするとQRコードが表示される
ダウンロードしたPDF

登録したメールアドレスにもメールが届いているはずなので、確認しましょう↓

ベネチア入島税キャンセルの手続き5ステップ

バウチャーのキャンセルは前日まで可能です。
キャンセルの手順はこちら。

STEP
予約メールの「Annulla pagamento」をタップ

どこかわからない場合は、公式サイトの「Cancel your payment voucher」のページからキャンセルできます。

STEP
英語のページへ移動

右上の「It」をタップし「English」を選択。英語ページへ移動しましょう。

STEP
予約コードを入力し「Proceed」をタップ

予約コード(Codice Prenotazione)は予約メールに記載されています。

STEP
内容を確認して「Proceed」をタップ
STEP
キャンセル完了!

「Booking successfully cancelled」と表示されたらキャンセル完了です。

キャンセルが完了したら、メールが届いているはずなので確認しましょう。

「è stato annullato(取り消されました)」と記載されていれば、キャンセルは無事完了しています。
返金は営業5日以内に手続きが行われます。

ベネチア入島税についてよくある質問(FAQ)

何日前から手続きできる?

公式サイトのカレンダーを確認すると、2024年5月30日時点で「6月8日(土)~7月14日(日)まで」予約可能になっているため、手続きは1か月半くらい前からできそうです。

【カレンダーの確認方法】

  1. 公式サイトへアクセスする
  2. 「Pay the Access Fee」をタップする
  3. カレンダーが表示される

手続き後バウチャーをなくしてしまった。支払いバウチャーの再発行はできる?

Find your payment voucher」のページに電子メールアドレスまたは電話番号を入力すれば、支払いバウチャーを再取得できます。

当日、現地で手続きできる?

ローマ広場とサンタ・ルチア駅の前に、決済ポイントが設置されるので当日現地で支払うことも可能です。

当日は知らなかった人たちで混雑しそうなので、事前にネットで予約しておくのがおすすめ!

ベネチアへ日帰りで行く場合は入島税の支払日に気をつけて

入島税の支払いは毎日ではないため、平日に行けば支払う必要はありません。
スケジュールに余裕があるなら、ベネチアへ日帰りで行く場合は平日に行くのがおすすめです。

「入島税がかからない日に行きたい」という方は、事前に公式サイトのカレンダーでチェックしてみてくださいね。

【カレンダーの確認方法】

  1. 公式サイトへアクセスする
  2. 「Pay the Access Fee」をタップする
  3. カレンダーが表示される

ボローニャからベネチアへの行き方については、こちらの記事で詳しく紹介しています↓↓

この記事を書いた人
  • 公認ハイヤードライバー
  • 日伊通訳

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