イタリアで列車の乗り間違いに注意!駅の電光掲示板では必ず〇〇を確認しよう
イタリア個人旅行には欠かせない列車。
高速列車専用の線路ができたことで遅延も少なくなり(高速列車限定ですが)、私がイタリアに住み始めた2006年頃に比べるとかなり快適になりました。
でも、私たちのツアーでご案内する方からときどき聞くのが、
列車を間違えてしまいました……
という話。
列車を間違えてしまった方の話を聞いていると「あ、それは〇〇を見ないとダメでしたね……(涙)」とアドバイスすることが多いことに気づきました。
列車の電光掲示板をしっかり見ているつもりでも、思い込みで「きっとこの列車だろう」と違う列車に乗ってしまうことに。
この記事では「電光掲示板の見方」を紹介します。
高速列車のチケットを購入したのにローカル列車に乗ってしまったり、遠回りをする列車に乗ってしまったりしないために、イタリアを列車で旅行する予定のある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
とくにミラノからボローニャへの列車で乗り間違いが多い気がします。
ミラノからボローニャへ来る人は、とくに気をつけて!
電光掲示板で〇〇をみると間違えてしまう可能性あり
列車に乗るときには、駅の電光掲示板で遅延の有無やプラットフォームの番号を確認しますよね。
「電光掲示板を見るときに〇〇をみると間違えてしまう可能性がある」ポイントがあるので紹介します。
ボローニャ駅にある電光掲示板。
「PARTENZE」が出発便、「ARRIVI」が到着便です。
拡大してみると……↓
- 列車番号
- 最終目的地
- 到着時間
- 遅延
- プラットフォーム
の順に列車情報が表示されています。間違った列車に乗ってしまう人が見てしまうのが
②最終目的地
なんです。
ボローニャ駅はそこまで大きくないので乗り間違いも少ないと思いますが、ミラノなど多くの列車が同じ時刻に出発する大きな駅だと間違いが起こりやすいようです。
私たちのお客様で乗り間違えてしまった方が必ず見ていたのは「②最終目的地」。
特急列車の高いチケットを買っていたのに、列車を間違えて鈍行に乗ってしまい、1時間で着くところを2時間30分ほどかけてボローニャまで来た方も……(涙)。
電光掲示板ではかならず〇〇を確認しよう
電光掲示板では、かならず①列車番号を確認してください。
ミラノからボローニャへ来る場合、②に「BOLOGNA」と書いてあると思わず乗りたくなってしまいますが、高速列車にはボローニャで止まる列車はありません。
②に「BOLOGNA」と書いてある列車は、ボローニャ止まりのローカル列車の可能性が高いです。
イタリアで列車に乗るときは、行き先ではなく列車番号を確認してくださいね!
「せっかく高速列車の高いチケットを買ったのに、乗ったら鈍行だった……」はもったいなさ過ぎるので、皆さんお気をつけくださいね!
列車番号の確認方法は?
列車番号ってどうやって確認するの?
という方もいると思うので、列車番号の確認方法を紹介しておきます。
列車番号は、列車のチケットに書かれている「列車情報」の部分に書かれています。
インターネットで列車のチケットを予約した場合に、メールで送られてくるEチケットの場合↓
列車の種類(Frecciarossa・Frecciaargento・Italoなど)のあとに書かれている、4桁の数字が列車番号です。
ちなみに、予約番号の下に書かれているのが「列車情報」。
- Treno:列車の種類と番号
- Servizio:席クラス
- Carrozza:車両番号
- Posti:席番号
列車番号は必ずチケットに書かれていますので、電光掲示板を見るときには列車番号をかならず確認してくださいね。
イタリアの高速列車を日本語で予約するなら「Omio」が便利
「イタリア旅行に出発する前に、高速列車の予約をしておきたい」
「英語ページでの決済が不安……日本語ページで決済したい」
という方におすすめなのが、日本語で列車検索から決済までできる予約サイト「Omio(オミオ)」。
すべて日本語でできるのに、手数料も少しだけ(大人1名片道:1ユーロ)しかかかりません。
このブログでは、今までTrenitalia(トレニタリア|イタリア国鉄)やItalo(イタロ)のサイトでの予約方法を紹介してきましたが、Omioがあればそっちでいいんじゃない!?という感じ(笑)。
TrenitaliaとItaloどちらの列車も一緒に検索できるので「どっちでもいいけど、安い方に乗りたい」という方にもおすすめなサイトです。
今まではそれぞれのサイトで検索して料金や時間をくらべて……とやっていたので、1つのサイトですべての列車を検索できるのはとっても便利!
Omioについてはこちらの記事で紹介しているので、気になる方はぜひ見てみてくださいね。
ローカル列車のチェックインについては、こちらの記事で詳しく紹介しています↓↓