モデナ旧市街にある4テーブルのみの小さなオステリア「Hosteria Giusti(オステリア・ジュスティ)」
以前に紹介した、モデナ旧市街にある老舗食材店。
この食材店の奥に、4テーブルしかない小さなオステリアがあります。
ずっと行ってみたいと思いながらなかなか予約が取れなかったのですが、少し前にやっと予約が取れ行くことができました!
オステリアは食材店の奥にあるので、予約の時間に食材店に行くと、店の奥にあるオステリアにスタッフが案内してくれます。
店の奥から中に入り、奥に進みます。
突き当りのドアがトイレ、オステリアは左手前のドアを入ったところ。
(写真が斜めでごめんなさい……!> <)
小さな店内。2人掛けのテーブルが1つ、4人掛けのテーブルが2つ、6人掛けのテーブルが1つありました。
奥には食後種の数々も。
老舗食材店のオステリアだけに、食後酒もいいものを揃えていそう……。
メニューは50ユーロと80ユーロのコースと、その他にアラカルトもいろいろあります。
アラカルトはこんな感じ。
- アンティパスティ(前菜) 12~20ユーロ
- プリミ(パスタやリゾット) 18ユーロ
- セコンディ(肉料理やチーズ類) 20~26ユーロ
- ドルチ(デザート) 10~15ユーロ
今回は、観光客でも頼みやすそうな50ユーロのコース【クラシックメニュー】にしてみました♪
前菜、パスタ、肉料理、デザートで50ユーロ(飲み物は別)のコースです。
ワインはテーブルで決めることもできますが、希望すればオステリアの外にあるワインセラーに行き、そこにあるワインの中から選ぶこともできます。
今回は、ワインセラーを見せてもらうことに。
オステリアから外に出ると、ワインセラーの入り口があります。
(オステリアのソムリエが案内してくれますよ!)
もう、入り口から雰囲気がありますね~。入る前からワクワクします♪
中にはワインがぎっしり!
部屋ごとに赤、白と別れていました。
ここのワインはボトルでしか選べないと思っていたのですが、ここから選んだワインをグラスでも出してくれるそう。(太っ腹!)
今回は、前菜のニョッコ・フリットに合うランブルスコと、その後の肉料理にあう赤の2本を選びました。
モデナ北部で作られる「ランブルスコ・ディ・ソルバーラ」。
ロゼの様な明るい色と、軽い飲み口が特徴です。
ニョッコ・フリットには、やっぱりランブルスコが合う合う♪
前菜のニョッコ・フリット。
この辺りで作られるハムやサラミが乗ったニョッコ・フリットが3つ出てきます。
アツアツ・サクサクのニョッコ・フリット、おいしい~!!
これは、なかなかのボリュームでした。
少食の人なら、これでお腹いっぱいになってしまうかも・・・。
パスタは、タラ・オリーブ・ミニトマト・カラスミのタリオリーニ。
タリオリーニ(細いタリアテッレ)好きにはたまらない一品♪
ここで、ワインのお替りを。
ロマーニャ地方(ボローニャから東の地域)で作られるサンジョベーゼの赤ワイン。
このワイナリー、一度見学に行ったことがあるのですが、とてもおいしいワインを作る老舗ワイナリーです。
このワインも肉料理によく合い、おいしかった!
肉料理は、子牛の頬肉の煮込みとポテトのミルク煮。
口に入れると、とろけるほどホロホロになった頬肉がとってもおいしかったです。
ポテトとの相性も抜群!
デザートはチョコレートプリン。
イタリアのデザートは私には甘すぎる物が多く、1人前食べられないこともあるのですが、これは甘すぎずおいしくいただきました♪
デザートの後はエスプレッソで終了。
パスタ、肉料理はお皿にちょこっと出てきたので、出てきたときは「少ない……」と思ったのですが、食事が終わった時にはちょうどいい感じに。
最初のニョッコ・フリットが結構なボリュームなので、少食の人だとかなりお腹がいっぱいになるかも……。
テーブル数が少なく予約が取りにくい(特に週末は取りにくいそう)オステリアですが、興味がある方はぜひモデナに来た際には行ってみてくださいね!