イータリーワールド(FICO)ってどんな所?内部を詳しく紹介します①

※当サイトはアフィリエイトリンクを含みます。記事内容は公平さを心がけています。

※FICO(イータリーワールド)は2024年2月18日に休館となりました。
名前を「Grand Tour Italia」と変え、リニューアルオープン予定。オープン時期は未定です。

 

以前、こちらのブログでイータリーワールド(FICO)について紹介したのですが、あれからまた何度か行く機会があったのでその時の様子を2回に分けて紹介しますね。
(前回はさらっと内部を紹介しただけだったので、今回は写真を多めにしっかり紹介します!)

※イータリーワールドは2021年に改装され新しくなりました!
新しくなったイータリーワールド(FICO)については、こちらの記事で詳しく紹介しています↓
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目次

イータリーワールド(FICO)入り口


前回も紹介した、入り口に置いてあるビアンキの自転車。
入り口を入ったところにあるカウンターで手続きをすれば、無料で借りることができます。

少し前に行った時に実際に借りてみたので、自転車の借り方やFICO内での駐輪方法などについてはこちらでご紹介しています。
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メインエントランスから入ったら、右手に受付カウンターがあります。
カウンターは2つあり、右側は自転車を借りる時に行くカウンター、左側はツーリストインフォメーションのカウンター

イータリーワールド(FICO)内のマップが欲しい場合は、左側のカウンターに行ってもらいましょう。

 

 イータリーワールド(FICO)は内部にいくつもの小さな工場(作業エリア)が作られていて、事前にサイトから予約をすれば作業を見学することができますよ!

イータリーワールド(FICO)のサイト(英語)から予約ができます。

・毎日12時~13時/15時~16時の1時間でいくつかの工場を回るコース(INSIDE THE FACTORY)
・土日のみ子供向けに農場を見学するコース(AT THE FARM)
・FICO内をガイド付きでまわるツアー(FICO TOUR)

などのコースやツアーがある他、
パスタやパン、ピザ作りを習えたり、ビールやワインについて学べるコースがあったり、ジェラートやデザートの作り方を習えるコースも。
 
 

ハムコーナー

メインエントランスを入ったら、まず見えるのが生ハムなどいろいろなハムコーナー。

パルマの生ハムや

クラテッロ(豚のお尻の部分の肉を使って作られるイタリア産高級生ハム)

北イタリアはフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の生ハム「サン・ダニエレ」もあります。


各店舗にはテーブルのスペースがあるので、昼食やアペリティーボ、夕食を取ることもできます。
気になるお店で少しずついろいろ食べ歩きするのも楽しいですね!
 

 

ボローニャのハム「モルタデッラ(Mortadella)」のお店も。
しっかりと味が付いていて、日本人にも人気のハムです。

ボローニャやモデナのハム屋さんでは「ボローニャ(Bologna)」で通じますよ!


ここにも工場(作業エリア)が付いていて、下記のコースがあります↓

毎日12時~13時/15時~16時の1時間でいくつかの工場を回るコース(INSIDE THE FACTORY)

水曜日と土曜日(いずれも12時から)に見学できます。
その他、モルタデッラ作りを見学できるコースや、モルタデッラのムースを作るコースも(2019年2月現在)。

その他、カラブリア州の黒豚製品のお店もあります。

 

チーズコーナー

ハムコーナーの隣はチーズコーナー。

ボローニャにあるイタリア最大の乳業メーカー「Granarolo」。

牛乳、ヨーグルト、チーズ類などを作っています。
(グラナローロ社のマスカルポーネは日本にも入っているようですね)

グラナローロは工場(作業エリア)が付いています。

時間帯によって中の作業を見学できるみたい。
(FICOのサイトからは詳細不明のため、確認ができたら追記しますね)

 

 グラナ・パダーノも工場(作業エリア)が付いています。
以前はここ1か所でも見学ができたのですが、現在はいろいろな工場をセットで回るコースになっているようです。

★この時は中で作業をしているのをガラス越しに見ることができました。

毎日12時~13時/15時~16時の1時間でいくつかの工場を回るコース(INSIDE THE FACTORY)

月曜日、土曜日、日曜日(いずれも12時または15時から)に見学できます(2019年2月現在)。





グラナ・パダーノは日本語の説明書があり、自由にもらうことができます。
(子供用にはイタリア語・英語がありました)

 

パルミジャーノ・レッジャーノのお店もあります。

イータリーワールド(FICO)はボローニャ旧市街の北東(東側)にあるので、パルミジャーノ・レッジャーノの生産地域からは外れてしまっているのです。
そのため、イータリーワールド(FICO)内にパルミジャーノ・レッジャーノの工場(作業エリア)を作れなかったそう。

イタリアの食品はそれぞれ生産できる地域が決められています。
(決められた地域以外で作っても、同じ名前を名乗ることはできません)

パルミジャーノ・レッジャーノの生産地域も細かく決められていて、パルマ県~モデナ県~ボローニャ県までなのですが、ボローニャ県はボローニャ旧市街の西側にあるレノ川(Fiume Reno)まで
イータリーワールド(FICO)はボローニャ旧市街の北東(東側)にあるので、パルミジャーノ・レッジャーノの生産地域外なのです。

★グラーナ・パダーノはパルミジャーノ・レッジャーノの生産地域外で作られるチーズなので、パルミジャーノ・レッジャーノの生産地域から外れているイータリーワールド(FICO)内に工場(作業エリア)を作れる、というわけなのです。


パルミジャーノ・レッジャーノのお店は工場(作業エリア)無しの店舗のみとなっています。

いろいろな店舗を見学できるコース(INSIDE THE FACTORY)

毎日(いずれも11時から)パルミジャーノについて学べるコースがあります(2019年2月現在)。
※パルミジャーノ作りの作業は見学できません

一般の直売所では売っていない、かなり熟成期間が長い(5年~8年)パルミジャーノ・レッジャーノも売っていますよ!

 

パルミジャーノ・レッジャーノの工場見学をご希望の方は、私たちのツアーでご案内が可能です。

モデナ近郊美食ツアー
(パルミジャーノ・レッジャーノ、モデナのバルサミコ酢、ランブルスコのワイナリーまたはパルマの生ハム工場かクラテッロ工場の貯蔵庫へご案内します)
組み合わせ自由!モデナ近郊ツアー
(モデナ近郊の訪問地をお好きなように組み合わせていただけます)
1名様専用 モデナ近郊半日ツアー
(1名様専用の半日ツアーです)
組み合わせ自由!モデナ近郊半日ツアー
(お好きなモデナ近郊の訪問地を2か所または3か所、半日でご案内します)

 

トイレ

 

イータリーワールド(FICO)内のトイレ表示が少し分かりにくかったので、写真を載せておきますね。
緑のプレートで「GABINETTI(下に小さくTOILETS)」と書いてあります。

 

パスタ・卵・ピザコーナー

チーズコーナーを過ぎると、次はパスタ・卵・ピザコーナーが。
卵屋さんでは、一度ボローニャの友人とアペリティーボをしました。

少し通路から奥まったところにありますが、看板に卵の絵が描いてあるのですぐにわかると思います。
(イータリーワールド(FICO)内マップの077番です)

この時は揚げパンのパニーニらしきものを友人とシェア。
もちろん、アペリティーボにかかせないプロセッコも。

 

パスタ屋さんはいくつかあるのですが、2か所で食べたので紹介しておきますね。


PASTA FRESCA(生パスタ)の「Sfogliamo」。
(イータリー(FICO)内のマップの044番です)


エミリア・ロマーニャ州の生パスタが揃うお店です。
この日はブロッコリーのパスタを食べましたが、かなりのアルデンテで一緒に行った友人はもう一度作り直してもらっていました(汗)。

ここもおいしかったのですが、管理人サトコのお気に入りはこちらのパスタ屋さん↓↓

こちらもは卵入り乾麺のお店「La Campofilone」。
(イータリー(FICO)内のマップの034番です)

パスタの前にちょっとおつまみを。
オリーブの中に肉などを詰めて揚げた「オリーヴェ・アスコラーネ(Olive ascolane)」。

もともとはマルケ州の料理ですが、エミリア・ロマーニャでもおつまみのメニューとしてよく見ます。

結婚前に初めてイタリアに来た時に食べて以来、大好きなおつまみの一つ。
メニューにあれば迷わず頼みます(笑)。

卵入りの麺がとってもおいしい!
私は手前の細麺


Chitarra con Prosciutto e Limone, Crema di Parmigiano e Calciofi
(キタッラ(細麺)とハムとレモン、パルミジャーノとアーティチョークのクリーム)

を食べたのですが、レモンが爽やかなとってもおいしい一品でした。
もう一回食べたい!


パスタコーナーの隣にはピザコーナーもあります。

イタリア中に支店のあるナポリ風ピザ屋さん「RossoPomodoro」。
石窯で焼いたモッチモチのナポリ風ピザが食べられます♪

 

 

 

動物コーナー


「パスタ・卵・ピザコーナー」で紹介した卵屋さん。
そこで使っている卵は「外にある鶏小屋で取れる卵を使ってるよ」とのこと。

お店の脇にある出入り口から外に出ると、鶏小屋がありました。

ここで取れる卵を毎日使っているんだとか。
産地直送、新鮮ですね~。


イータリーワールド(FICO)では、鶏の他にもいろいろな動物を飼育しています。
建物の外に出るといろんな動物がいるので、子供さんも大喜びかも。




次回は残りのお店を紹介しますね。

まだまだたくさんありますよ~。お楽しみに♪
続きはこちらをどうぞ。

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この記事を書いた人
  • 公認ハイヤードライバー
  • 日伊通訳

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