モデナ旧市街の中にはスーパーマーケットがないのですが、モデナ市民たちの台所として昔から愛されている屋内市場があります。
中はこんな感じ。
八百屋、果物屋、肉屋、魚屋、パン屋、生パスタやお惣菜のお店、乾燥フルーツのお店、ハムやチーズのお店、花屋などなど・・・。
生活に必要なものは何でも揃うほどいろいろなお店が並んでいます。
少し前から、この屋内市場内でも軽食を食べられるところがいくつかできたと聞いて、先週モデナのお友達とランチをした後に立ち寄ってみました。
市場の中にいくつかこのようなスペースがありました。
このお店は食材屋なのですが、裏にテーブルと椅子を置いて軽くランチが食べられるようになっています。
メニューもありますが全部イタリア語なので(汗)、イタリア語が分からない場合は食材屋さんの方にまわって食べたい物を指差すと簡単かもしれません。
「モデナのワインはランブルスコだよ~。おいしいよ!」とすすめられたのですが、もうランブルスコは飲み飽きている私達(笑)は白ワイン(フランチャコルタ)とビールを注文。
ビールはドイツの地ビールとのことでした。
ランチを食べた後だったので、おつまみになるものをちょこっと注文してみました。
(写真右)ポテトチップス
メニューでは『CHIPS CROCCANTE(チップス・クロッカンテ)』
(写真左)オリーブ・アスコラーナ(野菜と肉、パン、卵などを混ぜた詰め物をオリーブの中に詰めて揚げるマルケ州の料理)
メニューでは『OLIVE ASCOLANE(オリーヴェ・アスコラーネ)』
ポテトチップスはここで作っているらしく、時々歯ごたえの悪いものもありましたが(笑)パリパリとおいしかったです。
オリーブ・アスコラーナは普通のタイプが売り切れということで、表面に黒トリュフが付いたタイプだったのですが、トリュフの香りがよくておいしい!
どちらも同じ値段なので、トリュフ好きの人はそちらの方がお徳かも。
ランチョンマットとして使われていた紙製のもの。
モデナ県の建物や特産物、有名人(パヴァロッティ)などが書かれています。かわいい!
自由に持って帰っていいそうなので、モデナの記念にぜひどうぞ。^ ^
世界遺産にも指定されているモデナのグランデ広場から歩いてすぐのところにある屋内市場『Mercato Albinelli(メルカート・アルビネッリ)』。
モデナを散策することがあれば、ぜひのぞいてみてくださいね!