ヴェローナ(Verona)の野外オペラを観に行ってきました!当日の様子を紹介します♪

またまた怒涛の10日間が終わり、やっと一息ついています。
・・・と言っても、イタリアではもう6月の2週目から夏休みが始まっているので、仕事がない日でも家に子供たちがいてあまりゆっくりできません・・・涙。
9月の15日頃まで続く、イタリアのながーい夏休み。
毎年、この時期が一番しんどいです~。
さて、怒涛の1週間の間に仕事で、北イタリアの町「ヴェローナ(Verona)」で毎年夏になると行われるオペラの祭典「Arena di Verona Opera Festival」に行く機会がありました。
イタリアに来てからずっと行ってみたいと思っていたこのオペラ祭。
(仕事でですが)やっと行くことができたので、当日の様子を写真で紹介しますね!
当日の開演は21時から。
開演前には、アレーナ前のカフェで夕食を兼ねてゆっくりまったり。
(この写真は20時頃に撮ったものですが、外はまだまだ明るい・・・。夏は21時30分頃まで明るいのです)
これから入るアレーナを見ながら、テンションも上がります♪
20時を過ぎると少しずつ中に入る人が増えてきました。
私たちがゲート辺りに行ったのは20時20分頃。
入り口にはセキュリティーチェックがあり、バッグの中身をチェックされて中へ。
ゲートの入り口にスタッフがいるので、予約時にメールに添付されていたEチケットを見せます。
機械でバーコードをピッとしてもらい、中に入りましょう。
開演前の様子。
21時前になると夕暮れの雰囲気。
「いよいよ始まるぞ~!」とテンションも上がります。
公演中は写真やビデオが撮れなかったので、「ヴェローナのアレーナ財団(Fondazione Arena di Verona)」のサイトからお借りした写真を載せておきますね。
出典:https://www.arena.it/arena/it/shows/aida-1913-2019.html
ローマのコロッセオの次に大きな野外劇場、アレーナ。
そのアレーナの広い舞台の上で、壮大なスケールで展開していくアイーダの物語が圧巻でした。
(この後、ミラノのスカラ座内を見る機会があったのですが、アレーナの後だったのでその小ささにびっくり!アレーナってめちゃくちゃ大きいんですねぇ・・・)
途中、休憩が2回ありましたが、トイレに行くにも飲み物を買うにもどこもかしこも大混雑!
この日はこの夏一番の暑さで、日が暮れても全然温度が下がらず・・・日本の熱帯夜のようでした。
休憩時間には、飲み物を買う人で売店は長蛇の列に!
休憩時間にサクッとトイレに行ったり飲み物を買ったりしたい、と言う人は通路・出口近くの席がおすすめです。
開店予定時間は21時~0時だったのですが、結局終わったのが0時30分頃。
この日は送迎車を手配していたので終演後すぐにホテル(アレーナ近くのホテルは高くて取れず、少し離れたホテルでした)に帰ることができたのですが、アレーナのあるブラ広場(Piazza Bra)にあるタクシー乗り場には長蛇の列ができていました。
終演後のタクシー乗り場はとっても混雑するので、アレーナから歩いて行けるところにホテルを取るか、事前に送迎車を予約しておくと帰りが楽です♪
毎年6月20日頃~9月初め頃まで行われるアレーナのオペラフェスティバル。
オペラ好きな人はもちろん、私の様にオペラを見たことがない人でも楽しめますよ!
チケットの予約は日本語予約サイトからもできるようですが、アレーナ財団のサイトから予約するよりも少し割高になります。
ミラノ、ヴェネツィア、モデナから列車で簡単に行くことができるヴェローナ。
オペラフェスティバル期間中に北イタリアに行くことがあれば、ぜひヴェローナにも足を延ばしてみてくださいね。
・Fondazione Arena di Verona
https://www.arena.it/arena/en(英語ページ)・ClassicTic
https://www.classictic.com/ja/(日本語ページ)
野外オペラに関するFAQ
開演の1時間前(20時)頃に開場になるようです。
私たちは20時20分頃にゲートに行きましたが、30分ぐらい前に行っても十分間に合いそう。
一番いい席でも、観光客が多いからか皆比較的ラフな格好でした。
(男性は半袖シャツの人、女性はワンピースなど少しきれい目な格好ぐらいの人が多かったです)
後ろの方の階段席だと、普段着でも大丈夫そうです。
現在は予約時にバーコードの入ったEチケットをメールで送ってくれるので、それを印刷して持っていけばOK。
荷物検査の後、アレーナの入り口にスタッフがいるのでチケットを見せて中に入りましょう。
Eチケットにゲート番号が書かれているので、その番号の入り口から中に入りましょう。
(アレーナの各入り口にもゲート番号が書かれているので、すぐに分かりますよ!)
私たちが行った日はかなり暑かったので扇子は必須でした。
(持っていくのを忘れたので、日中旧市街を散策した時に市場で購入しました。市場やお土産屋さんなどで3ユーロぐらいで売っています)
そこまで暑くない時期だと夜になると肌寒くなることもあるので、羽織る物(カーディガンやストールなど)があると便利。
後方の階段席は石の階段なので、お尻の下に敷く座布団やクッションがあるとお尻が痛くなりません。
(中でも3ユーロほどでレンタルすることができます)